キャンプのペグが抜ける原因と対策|地面別の打ち方と選び方

「さっき打ったペグが、風が吹いたらすっと抜けてしまった」—キャンプで一番多いトラブルのひとつが、このペグ抜けです。ペグが抜けるとテントやタープが一気に不安定になり、最悪の場合は飛ばされてポールが折れます。でも安心してください。ペグが抜ける原因はほぼ3つに絞られ、地面に合わせたペグ選びと打ち方を覚えれば、初心者でもグッと抜けにくくなります。この記事では原因と対策を、地面の種類ごとに具体的に解説します。

結論:ペグは「長さ」「角度」「地面との相性」で決まる

ペグの保持力は、ペグそのものの強さよりも地面との相性で決まります。硬い地面なら短めの鋼製ペグが効き、柔らかい砂地や芝生なら20cm〜30cmの長いペグが必要です。付属のピンペグは軽量で便利ですが、強風や柔らかい地面には向きません。まずは「どんな地面でキャンプするか」を意識することが、ペグ抜け対策の第一歩です。強風全般の考え方は{{LINK:guide}}にまとめています。

ペグが抜ける3大原因

地面に打ち込まれたキャンプのペグとロープ

原因1:ペグが短い・細い

付属の15cm前後のピンペグは、地面に接する面積が小さく、引き抜きの力に弱いです。強風が予想される日は、20cm〜30cmの鍛造(スチール)ペグに交換するだけで、保持力が大きく上がります。

原因2:打ち込む角度が間違っている

ペグを地面に垂直に打つと、ロープの力で抜けやすくなります。ロープに対して60〜90度」、つまり地面に対してホフ01個分(約45度〜60度)傾けて打つのが基本です。角度を間違えると、どんなに長いペグでも抜けます。

原因3:地面とペグの相性が悪い

砂浜や雪上、ぶかぶかの草地に普通のペグを使うと、いくら深く打っても抜けます。砂地には幅広の砂用ペグや土嚢(どのう)、雪上にはスノーペグと、地面に合った道具を選ぶことが重要です。突風が読めない現場でのリスクは{{LINK:ex1375|突風下でのテント設営の危険性}}もあわせてご覧ください。

地面別・ペグの選び方表

地面の種類 おすすめのペグ 長さの目安
硬い土・砂利 鋼製鍛造ペグ 18〜20cm
柔らかい草地 鍛造・V字・Y字型 25〜30cm
砂浜・砂地 幅広サンドペグ・土嚢 30cm以上
雪上 スノーペグ・デッドマン 面で固定
砂の砂利サイト 長め鍛造・クロス打ち 25cm〜

抜けにくいペグの正しい打ち方

抜けにくいペグの正しい打ち方を示すキャンプ

手順1:ロープの延長線上に打つ

ガイロープを引っ張る方向の延長線上にペグを置き、ロープとペグが一直線になるようにします。こうすると力が均等にかかり、一点に負荷が集中しません。

手順2:45〜60度の角度で打ち込む

ペグハンマーで真上から、ロープと反対側に軽く傾けて打ちます。頭を残して、手で揺すってグラグラしなければOK。グラグラする場合は位置をずらして打ち直します。

手順3:抜けそうならクロス打ち

それでも抜けうる強風時は、2本のペグをX字に交差させて打つ「クロス打ち」が効果的です。保持力は単体4.5倍になるともいわれ、タープの主要な固定点や風上側に使うと安心です。タープを飛ばさない張り方は{{LINK:tarp}}もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q. ペグが折れてしまうのはなぜ?
硬い地面にアルミ製のペグを使うと曲がります。硬い場所では鋼製鍛造ペグを選びましょう。

Q. ペグが深く入らないときは?
石に当たっている可能性があります。位置を少しずらし、無理に打たずに別の場所へ。

Q. 抜けたペグの応急処置は?
大きな石や丸太をロープに結ぶ「损綾石」で代用できます。予備ロープがあると便利です。

Q. ペグは何本あれば安心?
テント本体分に加え、予備を4〜6本持つと強風時の補強に使えます。

Q. ペグ抜きが大変。コツは?
ペグ抜きや下部の穴にロープを通して真上に引くと、手を痛めずに抜けます。

Q. 強風で必要な装備は?
長めペグと予備ロープは必須。{{LINK:ex1012|風速7mで必須のキャンプ装備}}も参考になります。

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まとめ

ペグが抜ける原因は(1)長さ・太さ、(2)打ち込む角度、(3)地面との相性の3つ。逆に言えば、地面に合った長さのペグを、45〜60度で、ロープの延長線上に打てば、抜けるトラブルは大きく減ります。今夜のキャンプから、まずはペグの長さと角度を見直してみてください。

ペグが抜ける原因を考えるキャンプのテント設営
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