自分探しってことでアジアばかりに行ってました。
こんにちはtaka6sevenです。
将来でいいので、子供には是非バリ島には行って欲しいです。
前回ブログで書かせてもらったタイでの経験から2年後にバリ島に行ってきました。
バリ島の人もタイ人と同じと思っていた
今ではそんなことは思いませんが、インドネシア人、タイ人 当初は顔が一緒に見えてました。だから最初バリ島に着いた時には同じ人種に見えたので、余裕でした。
空港にHISのスタッフのバリ人が迎えに来てくれてたので、タイの時のように自分でタクシーを探すこともなく、リゾート地的に優雅にホテルまで行きました。
ホテルに到着して、まずは町並み探索として町に繰り出しました!
ホテルを出てすぐに。。あれ?? タイと違うぞ・・・
なんだ、、こいつ俺の肩に手を回しているんだ??!!
タイ人は座っていると寄ってきます、歩いていると通り過ぎてから声をかけます。
バリ人は向こうから寄ってきます。そして肩に手を回して来ます。
タイ人は色々と言い訳じみたことを言って、お店に行かせます。
バリ人は日本語で、俺の店に来てくれ!かごバックの店してるからと率直に言って来ます。
こうやって見るとバリ人の方が、がっついてきて嫌な感じはしますが、断れば「じゃまた来てよ!」と素直に言ってくれるので、バリ人の方がフレンドリーで話しやすいと思います。
でも町に出ると、日本人だと思うとすごい声をかけられます。
短髪なのに「ミ~ツ~ア~ミ」と三つ編みしないかと話しかけてきます。短髪なのに・・
私の場合は、バリ人との接し方に慣れてしまえば、バリの方がタイよりも好きになりました。でもそれはタイでのあの経験があったからだと思います。

バリ島ではじめて貧富の差を知りました
タイに行った時も、多少は感じてましたが、バリに行った時に初めてその状況を知りました。
バリには私の知り合いがいるのですが、その方の話を聞く事ができました。
その方はBAGを生産して、日本に輸出しているのですが、BAGを作っているのはまだ小学生ぐらいの子供です。 もちろん大人の職人さんもいますが、子供からお手伝い?
仕事をしてます。
その方がBAGを作っている村に行った時、コップにミネラルウォーターを注いで出してくれたようです。 バリ島のミネラルウォーターなら当時10円ぐらいのものでした。
しかし、一緒に行ったアテンドのバリ人が教えてくれたようです。
普段はこの村の人たちは雨水を飲んでます。 日本人が来るから特別に村人がお金を出し合ってミネラルウォーターを買って来たようです。
よく海外では水を出してくれます。口を付けない日本人がどれだけ失礼なことをしているか覚えていた方がいいと思います。
私はその後のインドで水を出されたときに感謝とともに水を飲み干しました。
10円のミネラルウォーターが買えない村の人たちが作っているBAGは日本では8000円近くで売られてます・・・
その方の工場でその村の女の子が1人住み込みで働いているようです。
給与は確か月1500円+住居+食事です。 もっとあげればいいのにと思うのですが、周辺の工場と合わせてないと、ストライキや暴動の元になるので、合わせているようです。
でも月に1度女の子が村に帰るときに、スーパーで5000円分ぐらいの食材やお菓子や飲み物を買ってあげるようです。
女の子はそんなの悪いのでと、断るようなんですが、「これは君の給与から貯めたお金だよ」と言って買ってあげると渋々納得してくれるようです。
日本からしたらたった5000円ですが、バリ人からしたら給与の2.5倍なので、25万もらってる日本人からすると、62万です。
そんなことをしている日本人のバリに住んでいる人は大勢います。
私も当時バリ島の観光をアテンドしてくれた方に、ウブドの高級ホテルの下の谷に住んでる集落を見せてもらいました。
その集落ははだか電球で生活をしているようで、夜になるとホテルの景観に支障がでるから?電球を消さなければいけないと聞きました。(いつ電気つけるんだ??!)
でもそこで住んでる方には笑顔があって、その中で苦労も幸せもあります。
そこで住んでる方は今の生活で十分幸せを感じてます。お金を支援することだけではなく、今の状況をなくさないことがその方たちの幸せを守ることだと思いました。(私の勝手な考えです。。)
バリ人なめたら痛い目に合うかも?!
日本の企業がバリの工場に注文を入れたとします。
コストは@500とします。
作っていて8割がた出来上がり、あとはshipmenするだけ、そんなところに商社の方が登場、これ@600円で全てちょうだいとなるとバリ人はすべて売るトラブルが多発てます。
ホテルマンでバリの中では安定した職業についていても目の前のお金を取ってドロンなんてよくある話です。
日本ではこの職を失えば、そのあと大変だからと思うところですが、バリの方は日々たくましく生きてますので、その場のお金を取ってホテルマンの職を失っても、生き抜く力があるんでしょうね。
そんな国なので、バリ島に行くと働いているのは女性が目立ちます。
階段に座っているのは男性が目立ちます。
お店であったバリ人
すべてのバリ人、日本人の偏見なんかはすべて捨てて、お店であったバリ人と仲良くなりました。
仲良くなったって言っても店の中で話したぐらいですが、、、
でも初めて海外の人と交流したのがそれでした。
隣のバリ人が気軽に話しかけて来たんです
バリ人「日本のどこから来たんですか?」
私「えっ?? 神戸です」
バリ人「私は日本の新潟に勉強しに行ってました」
とその時のカメラ屋さんでよくもらう紙のアルバムを見せられました。
なぜ持っているんだ??
そのバリ人からすると日本で過ごした3年が自慢の3年のようです。
日本人の学生とバカをやってる写真ばかりで、とても楽しそうでした。
どうやら来週にその友達がバリ島に来るようで、そのアルバムを持って店の人や、友達に「日本から俺の友達が来る」と自慢をしていたようです。
そんなに日本人の友達が自慢できるものなのか??
その時、横に立っている少し小太りのおじさん?お兄さんが、、、
「俺の写真も見てくれ」どうやらお店のオーナーのようで、俺も日本で日本語の勉強をして友達がいると自慢してきました。
そのあと、日本の話で盛り上がって楽しく食事を出来ました。
私はやっぱりバリ島押しかな?
バリ島でもテロがあったり、(確かそのおじさんのお店の近く)エステでトラブルがあったりしますが、空気感、人柄も含めてタイより好きです。
自分では気が付いてないのですが、バリ島から帰ってくると日本人特有の外国人コンプレックスがなんだか弱まった感を感じました。
旅をすると人それぞれ、考え方や感じることが少し変わると思います。
その考えや感じたことで成長でき「自分探し」が出来るんではないでしょうか
この島でもまたひとつ自分探しを一つ出来たかなと思います。
この時点では私はバリ島がわたしのアナザースカイでした。
そう、「でした」です。
私の本当のアナザースカイはこの後行ったインドで見つけます。